クレアパリ 第11回「伝統と先端と」 ~日本の地方の底力~出展

和田染工(有)は、2023年10月11月にフランスにて開催される「第11回伝統と先端と日本の地方の底力」へ浜松市の工芸品の一つとして出展いたします。

本イベントは、一般社団法人自治体国際化協会(クレア)が主催する企画展で、「衣食住」をテーマとし、日本の地方に根付いた伝統産業技術にスポットを当て、現代の生活にモダンに取り入れられている製品を展示・販売するものです。10月にはフランス・ディジョン、11月にはフランス・パリで開催予定です。

当社は、遠州そそぎ染(浜松注染)をPRすることを目的に、手ぬぐいの展示・販売を行います。


<第11回伝統と先端と日本の地方の底力>

■開催期間及び会場:
≪ディジョン展≫
 開催期間 2023年10月18日(水)~22日(日)
 会場  ディジョン国際美食ワイン館(https://www.citedelagastronomie-dijon.fr/)

≪パリ展≫
 開催期間 2023年11月14日(火)~25日(土)(日曜及び月曜休館)
 会場  パリ日本文化会館(https://www.mcjp.fr/)
※パリ展では日本の伝統技術を持つ職人によるワークショップおよび講演会を開催。


■参加自治体:

山形県、東京都、新潟県新潟市、富山県、石川県金沢市、福井県、福井県福井市、長野県、静岡県浜松市、三重県松阪市、滋賀県甲賀市、京都府与謝野町、大阪府堺市、大阪府泉佐野市、兵庫県西脇市、兵庫県丹波篠山市、兵庫県淡路市、奈良県広陵町、和歌山県和歌山市、岡山県備前市、広島県広島市、徳島県、高知県、福岡県福智町、熊本県、熊本県熊本市(26自治体)

■概要 ※クレアパリHPより

第11回目となる本企画展には、日本全国から26自治体が参加し、その地域に脈々と受け継がれる伝統的な技術や技法を用いて作られ、私たちの日々の生活を豊かに彩る製品を展示・販売します。「衣食住」をテーマに、「衣」として、金箔で装飾したアクセサリー、象嵌や焼き物のピアスやネックレス、シルク製の手織りのストール、「食」として、製法に400年の歴史を持つ塗り箸、銀製の盃、「住」として、将棋駒のインテリアや組子細工の小物入れやデュフューザーなど、およそ500点が出展されます。

パリ展では、日本の伝統技術が体験できるワークショップを実施します。

本企画展は日本の伝統工芸品に触れ、その背景にある文化、歴史、技術などを感じることができる貴重な機会になっています。ぜひ会場まで足をお運びください。

■WEBサイト
一般社団法人自治体国際化協会(クレア)
https://www.clairparis.org/ja/news-jp/news-2023-jp/1739


<遠州そそぎ染(浜松注染)とは>

「注染 (ちゅうせん)」は、日本独自の染色技法で型染めの一種。生地を染める際に、ジョウロのような道具 (薬缶) を使って染料を “注” ぐことから「注染」と呼ばれています。染料が生地に浸透するため、裏表無くきれいに仕上がり、使うほどに柔らかな風合いが増します。また、多彩な色使い、ぼかしや柄際に手仕事ならではの味わいがあります。 浜松注染は、大阪・東京と並ぶ浴衣(ゆかた)の産地である浜松を支える技術として発展。2001年には静岡県知事指定の郷土工芸品に認定されています。当社では、遠州の地に敬意をこめて「遠州そそぎ染」と呼んでいます。


<和田染工有限会社>

1951年、静岡県浜松市に創業。

浜松注染を中心に、浴衣や手ぬぐい、法被、暖簾、幟などの製造・販売を行っています。

https://www.hamamatsuchusen.com/